昨今の高齢社会が続くわが国では、大型高齢者施設の建設が増え続けています。
国策としては、介護保険制度施行当時、高齢者介護は『量より質』を掲げておりました。しかし、高齢者の増加に伴い、社会では高齢者の増加を『市場』と捉え、『量より質』の考え方に逆行するような『事業化』、『ビジネス化』に重点を置き、民間法人、公的法人も介護の大量生産ができる大型施設をつくる傾向が感じられます。
私たちヒューマンヘリテージは、創立当初から高齢者介護とは『大型化』や『効率化』ではなく、『質』を高めることにあると考えていました。したがって小規模な施設にこだわり続け、企業トップそしてスタッフ全員が利用者様やご家族様の顔が見える小規模介護が本来の姿と考え、この理念を大切にしていきたいと思います。
(代表 児島 昭)